Utage共通GTMで全ファネルに埋め込まれた各Metaピクセルの基本コードを、「該当ファネルのページだけで発火」するよう限定し、trackSingle化する設定手順です。これでピクセル間のイベント混入(クロス汚染)を止めます。
01
前提
PREREQUISITES
- 5つのMetaピクセルが、同一のGTMコンテナ(GTM-PDTBZ46C)でUtage全ファネル全ページに埋め込まれている
- 各ピクセルの「基本コード」が All Pages(全ページ)発火+trackSingleなしのため、イベントが全ピクセルに一斉送信されて混入している
- 専門職ピクセル(983826677489752)は2026-06-09に設定済み。本指示書は残り4ピクセルに同じ設定を行うためのもの
- 作業は必ず1ピクセルずつ。プレビュー検証 → 公開。公開時にGTMのバージョン(バックアップ)が自動で残り、いつでもロールバック可能
- CAPI(サーバー側送信)の設定は触らない。触るのはGTM内のブラウザ側ピクセルコードだけ
02
必要な入力(設定前に埋める)
INPUT
各ピクセルが「どのファネルの・どのページURLに対応するか」を埋めてください。ここで埋めたURL識別子を、手順1の正規表現に入れます。
| ピクセルID | ファネル | ページURL識別子(/p/◯◯ の◯◯部分を全て) | LINEクリック導線 |
| 2943078915879448 | COMPASS自社 | (記入) | (有/無) |
| 4445470862445302 | COMPASS新VSL | (記入) | (有/無) |
| 969884299074958 | COMPASSトレーナー導線 | (記入) | (有/無) |
| 1642245100160477 | COMPASS女性対人支援職 | (記入) | (有/無) |
| 983826677489752 | 専門職(ビズム・設定済み) | QPRT4iPE6Ieq / 1ZRqrMFvyy7p / wUgV1sf6ab1A / BiIDgBEbJk3y / GmkU1iyFfIBU / RRotYWjKRKDb | 有(/line/link/) |
URL識別子が分からない場合:各ファネルの広告遷移先LP・VSL用LP・日程選択・サンクス・アンケート等、そのファネルで使う全ページのURL(/p/の後の文字列)を集めてください。
03
GTM設定手順(1ピクセルずつ繰り返す)
PROCEDURE
手順1:基本コードタグのトリガーを「該当ファネルのページ限定」にする
- GTM → 「タグ」→ 該当ピクセルの基本コードタグ(
fbq('init',...) と fbq('track','PageView') を含むカスタムHTMLタグ)を開く
- 「配信トリガー」から All Pages を外す
- 新規トリガー「一部のページビュー」を作成し、条件タイプ
Page URL / 正規表現に一致 で、上の表のURL識別子を | で並べる:
/p/(URL識別子1|URL識別子2|URL識別子3|…)
そのファネルにLINEクリック導線がある場合は、OR条件を追加:Click URL / 含む / /line/link/
(設定済み専門職の実例)
/p/(QPRT4iPE6Ieq|1ZRqrMFvyy7p|wUgV1sf6ab1A|BiIDgBEbJk3y|GmkU1iyFfIBU|RRotYWjKRKDb)
手順2:基本コードの PageView を trackSingle 化する
変更前: fbq('track', 'PageView');
変更後: fbq('trackSingle', 'ピクセルID', 'PageView');
(ピクセルIDは、そのタグのピクセルID。例:専門職なら 983826677489752)。これで、このピクセルのPageViewが他のピクセルへ一斉送信されなくなります(流出防止)。
手順3:イベントタグ(Lead・登録完了等)も trackSingle 化する
変更前: fbq('track', 'Lead', ...);
変更後: fbq('trackSingle', 'ピクセルID', 'Lead', ...);
手順4:プレビューで検証する
- GTMの「プレビュー」モードを起動
- そのファネルのページ(実URL)を開く → 対象ピクセルが発火することを確認
- 他ファネルのページを開く → 対象ピクセルが発火しないことを確認
- ChromeのMeta Pixel Helperでも、他ファネルのページから対象ピクセルが消えていることを確認
手順5:公開する
- 公開前に「保留中の他の変更」がないか確認(意図しない変更を一緒に公開しないため)
- GTMで「公開」→ 自動的にバージョン(バックアップ)が残る
- 問題が起きたらバージョン履歴から即ロールバック
手順6:止血を確認する
- 他ファネルのページをPixel Helperで開き、対象ピクセルが発火していないことを確認(流入停止)
- 数日後、Events Managerでそのピクセルの「受信したブラウザイベント」が正常範囲に戻っていることを確認
04
注意事項
CAUTION
重要:必ず1ピクセルずつ修正・公開する。一度に複数を変えると、問題が起きたとき原因の切り分けができない。CAPI(サーバー側)は触らない。
- 公開前にバージョンが残る(ロールバック可能)ことを確認してから進める
- 触るのはGTM内のブラウザ側ピクセルコードだけ。CAPI(サーバー側)は触らない
- Utage等の共通設定でGTMが全ページに入っているため、ページの出し分けはGTMのトリガーでしか制御できない(Utage側ではいじらない)
- 修正直後は数値が一時的に動くので、止血の最終確認はブラウザ/サーバー件数が落ち着く数日後に行う
05
完了チェックリスト(各ピクセル)
CHECKLIST
- □ 必要な入力(ファネルURL識別子)を埋めた
- □ 基本コードのトリガーを該当ファネルページ限定にした
- □ 基本コードの PageView を trackSingle 化した
- □ イベントタグ(Lead等)も trackSingle 化した
- □ プレビューで「該当ファネルで発火・他ファネルで非発火」を確認した
- □ 公開した(バージョンが残っている)
- □ 他ファネルページで対象ピクセルが消えたことを確認した
- □ 数日後、Events Managerの受信ブラウザイベントが正常範囲に戻った